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『ゴミ焼却炉』の建て替えについて解説します

後援会より

現在使用しているごみ焼却炉について、多くの市民の皆様から「本当に建て替えが必要なのか」「修繕では対応できないのか」といったご意見や、「費用が高すぎるのでは」といったご指摘をいただいています。そうした声を真摯に受け止めたうえで、今回の判断に至った背景を丁寧にご説明させていただきます。

焼却炉は約20年使用されており、近年は故障が急増しています。特に過去5年間で120回の故障が発生し、5回は外部搬出を余儀なくされる重大なものでした。法定の機能検査は定期的に実施しており、その都度基準を満たしていますが、それでも繰り返される不具合は看過できない状況です。

修繕による延命も検討しましたが、炉の心臓部にまで劣化が及んでおり、結果的に新設よりも高額になることがわかりました。また、修繕しても長期間の使用は見込めず、再び大きな費用が発生する恐れがあります。

新設にかかる296億円という金額は確かに大きいものですが、国からの補助を活用し、残りを掛川市・菊川市で分担、長期間で分割して負担を軽減する計画です。建設までの間は、近隣自治体や民間施設にご協力いただき、安全を最優先にごみ処理を継続します。

市民の皆様にできるだけわかりやすく、誠実に情報をお伝えすることを大切にしながら、安全・安心な暮らしのために必要な取り組みを進めてまいります。