夏休み延長について:掛川市は予定通り再開します
お知らせ
デルタ株を受けて、夏休み延長の声が高まっています。
延長する近隣市に聞くと、今月末まで延長し、その間にオンライン学習の準備や感染防止対策の確認をして9月から再開するそうです。
私も週末から近隣各市の市長や掛川市の教育長、副市長と相談をしましたが、掛川市では対策の準備ができており、かつ市内の児童生徒の感染状況は限定的であるため予定通り再開します。
ただし、発熱等は勿論、体調に不安があり休まれる場合は出席停止(欠席としない)扱いとします。
また、登校できない場合でもご家庭で学習できるよう、授業のオンライン配信に取り組みますので、休んだからといって不利益が生じないようにします。
そもそも私は休校の効果は、犠牲が大きい割に薄いと考えています。
なぜなら、子どもの場合は家庭感染が8割だからです。
家庭で大人からかかるケースが大半を占めます。
大人は職場に行くほか飲食店等に行く場合もあります。
家庭でマスクなしで家族団らんをして感染した事例が後を絶ちません。現状では商業施設・パチンコ含む遊興施設・飲食店などが開いています。
不要不急でない学校のみ一斉休校することは慎重に考えるべき(順序が逆)と思います。
この点、(いつ何時でも支持するわけではありませんが)文科省の考え方に同意します。
9月以降も休校を求める声もありますが、いつ再開するのか? 難しい問題です。
緊急事態宣言は延長されるかもしれない。数ヶ月も、半年も休校が続いたら? 学習の遅れは取り戻せません。
完全オンライン授業に代替するには、(機器は揃っていても)習熟度や児童生徒の慣れも必要なので、まだ少し時間がかかるでしょう。
とはいえ、掛川市でも授業のライブ配信(オンライン授業)に初めて取り組みます。
様々な不安があるかと思いますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
子どもの感染は家庭8割、学校1割 小児科学会「休校効果は限定的」 https://www.tokyo-np.co.jp/article/65560
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