小松市の宮橋市長と市役所の職員の皆様に心から感謝いたします!
活動報告ブログ
石川県小松市にて開催された全国青年市長会第39回総会に参加してきました。
当選時40代以下で構成される51名の市長が集合して情報交換、視察、意見交換。自動運転バスの試乗や世界の建機メーカー「コマツ」工場見学など、貴重な機会となりました。
充実した内容を企画立案して迎えてくださいました小松市の宮橋市長と市役所の職員の皆様に心から感謝いたします!
また、総会で選任された白石市の山田新会長、引き続きよろしくお願いいたします。会長を退任された阿久根市の西平市長、大変ありがとうございました。
以下、同志である山形県南陽市の白岩孝夫市長の報告レポートを許可を得て転載させていただきます。南陽市は最近「ラーメン課」の取組で注目されていますね!
【全国青年市長会の総会@小松市】
全国青年市長会の第39回総会が、北海道から沖縄県まで51名の会員市長が参加し、22日に石川県小松市のコマツウェイ総合研修センタで開催されました。
タグ付け漏れがありましたら申し訳ありません。お手数ですがお申し出下さい。
総会に先立ち、(株)小松製作所いわゆるコマツの粟津工場と、航空自衛隊小松基地を視察しました。
小松粟津工場では、ホイルローダーやモーターグレーダー、油圧ショベル、ブルドーザーなどの誰もが知っている建設機械を組み立てる様子を見学しました。企業秘密もあるため、その写真はありません。コマツは1921(大正10)年に小松で創業。連結売上高4.1兆円、連結営業利益6571億円。社員数6万6697名、うち海外4.6万人。粟津工場は外国人を雇用しておらず、全員が日本人です。売上の9%が日本でその他は海外。世界に60生産拠点。国内12拠点。粟津工場は2万㎡、従業員2800人。8月は一日49台を生産、多い月は一日70台生産。建設機械は二千から三千の部品で作られており、人の手による作業が多いことに驚きました。
次に航空自衛隊小松基地を視察。小松空港は自衛隊との官民共用空港。最新鋭の戦闘機F35Aが配備されている数少ない航空基地で、女性戦闘機パイロット1名がいるそうです。国防機密が多いため、空港らしい写真はありません。全国で昨年のスクランブルは704回あり、領空侵犯措置を24時間遂行しています。能登半島地震の災害派遣でも活躍。基地での会食時、お隣りに座った第6航空団司令兼小松基地司令の野村信一空将補とパチリ。司令は「隊員は自分ファーストではなく公のために働いている。市長の皆さんには隊員確保にご協力願う」と挨拶していました。
コマツウェイ総合研修センタに移動し、ここから総会を行いました。
はじめに会長の西平阿久根市長が「昨年は能登半島地震があり、石川県を応援したいと小松市で開催。会員の支えのもとなんとか役目を果たせたことに感謝。今回台風があったが、互いの状況を気遣いながら、顔の見える関係をつくることが大事。ご協力に感謝する」と挨拶しました。
次に開催地の宮橋小松市長が「全国で多くの災害。石川県にとっては昨年の能登半島地震、豪雨災害もあった。いつ災害が起こるかわからないなか、顔の見える関係は本当に大事だと実感。全国からのご支援に感謝。昨年3月に新幹線が開業。行政だけでなく民間投資も盛ん。10月には北陸電力が新ビルを整備。駅周辺は地価が25%上昇。コマツのご協力でコマツの総合研修センターで総会を開催。世界各国から年間3~4万人が研修を受講。食堂もホテルも作らず、周囲のホテルや飲食店を利用してというコンセプトでありがたい。基調講演の社会福祉法人の講演では、ごちゃまぜの力による地域のにぎわいづくりに尽力されており、どの地域でも参考になると思う。その後、日本商工会議所青年部の会長が小松市から出ており、明日は苔の里や廃校を民間が利用した施設を視察する。有意義なものになることを願う」と歓迎の言葉を述べました。
続いて来賓の佐々木紀衆議院議員、宮本周司参議院議員が祝辞を述べ、宮本議員からは「ローカルゼブラ企業、民間の力を借りて地域課題を克服する取組をしっかり支援していくことを始めているので活用されたい」との話がありました。
次に馳石川県知事が「石川県での開催に感謝。それぞれの地域課題を解決するための横の連携、つながりが大事で、がんばっていただきたい」とビデオメッセージを寄せました。
議事では役員改選で次期会長の山田白石市長と副会長などの役員が全会一致で承認され、山田白石市長が「西平会長には全国青年市長会を強力なリーダーシップで牽引し存在を大きく示していただき感謝。宮橋市長にはすばらしい設定と運営に感謝。当会は昭和63年に17名で発足。いま120名の会員の大きな組織。次の時代を切り開くために、エネルギッシュに切磋琢磨しながら地方自治の発展に資することを目的としている。青年市長会だからできる子育て支援政策の提言も継続し、国の骨太の方針にも反映されるよう取り組んでいきたい。全国7ブロックの活動も活性化し、結束をかため、次の世代にバトンを繋いでいく。会員市で災害があれば協力し早期復旧を図る。このネットワークを最大限活かしてほしい。ご協力を願う」と挨拶しました。
また名誉顧問の就任、次期開催地の議題を承認し、次期開催地の出口五島市長が「有人国境離島法の延長等の活動のため出席できないが、気持ちは小松市にある。来年は五島市で開催。10の有人島と53の無人島で構成。ぜひ参加願う」とビデオメッセージを寄せました。
その他のところで鴨田舞鶴市長からgoogleの紹介があり、Google Cloudジャパン合同会社の和泉綾志執行役員が「AIの最前線を行く」と題して、Gemini inChromeブラウザ、ギガスクールのクローム端末が約60%に浸透したことなどを紹介しました。
基調講演では社会福祉法人佛子園の雄谷良成理事長、取組発表では日本商工会議所青年部の小野知一郎会長、未来創造委員会の澁谷和佳委員長、栗林延年副委員長のお話をお聴きしました。西平会長の総括では「行政としてやれる事には限界があり、民間の力を活用することが重要。YEGの皆さんには色々とご指導いただきたい」と述べました。
その後、情報交換会が行われ、ちょうど小松市で開催されていた「WORLD SUMMER FESTIVAL in KOMATSU」の模様を視察。キッチンカーや出店が立ち並び、東京都青梅市から来たグループがサンバを披露しており、小松市は大いに盛り上がっていました。
翌日は日用苔の里を視察したのち、CHABU HASADANIでグループワーク及びランチミーティングが行われました。
宮橋市長はじめ小松市の皆さん、参加された皆さん、ありがとうございました!











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