更新情報

新刊のお知らせ:官僚が学んだ究極の組織内サバイバル術

お知らせ

このたび、新しい本を出版させていただきました。
書いておいてなんですが、あまり、書きたい内容の本ではありませんでした。

東北の復興か防災関係の本を書きたいと思って出版社に相談したところ、官僚時代の経験談が面白いと、乗せられるがままに書いてしまいました。
ただ、内容的には、転職が珍しくない最近の働き方に一石を投じたつもりです。

自分も転職してるので、転職を否定するものではないんですが、組織で学べる部分もすごくたくさんあると思ってます。辞めるのは簡単だけど、その前に試行錯誤してなんとかサバイバルしてみて初めて得られるものがあり、それが次のステージでも役立つのかなあと。

ブラックな霞が関でもすごく得るものがありましたし、そういう貴重な経験をさせてもらえた職場に感謝しています(ブラックな職場を肯定するわけではないですよ)。

これまで仕事術や交渉術、公務員向けの本を7冊ほど書いてきましたが、11年前に書いた『官僚に学ぶ仕事術』のアップグレード版の位置づけです。

出版社がなんだか刺激的なタイトルと帯(オビ)を付けましたが、私としては穏やかな内容だと思っています(笑)

陸前高田で任された責任の大きな仕事から来るプレッシャーをどう乗り越えたかや、東北で津波を生き抜いた粘り強い方々からの「死んだあいつの分までしっかり生きないと」と聞いたことが今の市長の仕事につながっていることについても触れました。

ちなみに本書の企画が持ち上がったのは立命館大学時代の2018年の平昌オリンピックの頃で、原稿はほぼできあがっていましたが、コロナ禍が始まったり選挙があったりで中断したので、完成したのは北京オリンピック後の本年。完成まで4年かかりました。

興味がある人だけお読みください。5月13日発売。
掛川市内では高久書店で取り扱いがあります(他は、未確認です)。

Amazonや楽天ブックスなどでも注文できます。
『官僚が学んだ究極の組織内サバイバル術』久保田崇
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